伸びる会社、沈む会社の見分け方 (PHPビジネス新書)
本,小宮 一慶
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によって 小宮 一慶
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作者 : 小宮 一慶
コレクション : 本
ISBN-10 : 4569843794
発行日 : 2019/9/19
本のタイトル : 伸びる会社、沈む会社の見分け方 (PHPビジネス新書)
平均的な顧客フィードバック : 4.2 5つ星のうち（3人の読者)
ファイル名 : 伸びる会社-沈む会社の見分け方-phpビジネス新書.pdf (サーバー速度27.98 Mbps)
ファイルサイズ : 19.3 MB
内容紹介 これから「伸びる会社」、それとも「沈む会社」── あなたの会社はどっち 就職・転職志望企業は? 取引先・投資先は 人気経営コンサルタントが明かす48のチェックポイント! この会社は「業績が伸びていく会社」か、それとも「落ち込む会社(沈む会社)」か 数多くの企業の浮沈を内からも外からも観察し続けてきた人気経営コンサルタントが、その見分け方とチェックポイントを大公開。 「オフィスは●●を、工場は●●を見る」 「社長室に●●が置かれていたら要注意」 「●●にお金をかける会社は伸びる」 「財務諸表は●●をチェック」…… その会社の将来性・危険度、「ここ」で見抜けます! 「会社を『目利き』する力」が身につく1冊! 【こういう方々に、特にオススメ】 ●経営者として、自分の会社が良い方向に進んでいるか、あるいは停滞要素をはらんでいるかを確認したい方 ●自分の会社、あるいは取引先の会社に将来性があるかを冷静に分析してみたい方 ●就職や転職にあたり、会社選びに悩んでいる方 ●これから独立・起業して会社を起ち上げたいと考えている方 ●投資するときの参考にしたい方 【項目例】 ●クレーム 〇クレームに「対応」する会社は伸びる ×クレームを「処理」しようとする会社は沈む ●お客さまアンケート 〇質問は最小限、「満足度」を聞く会社は伸びる ×ダメな会社は、形式的なことをあれこれ書かせようとする ●経営者のカリスマ性 〇経営者が「宣教師」になると、会社は長く繁栄する ×経営者が「教祖」になると、会社の将来が心配 ●経営者の新聞の読み方 〇日経新聞の大きな記事を1面からすべて読む社長は伸びる ×関心のある記事しか読まない社長は伸びない ●経済危機時の対応 〇危機時に、借金してでも「手元流動性」を高める会社は安心 ×危機時に、「自己資本比率」にこだわって借金しない会社は心配 内容（「BOOK」データベースより） この会社は「業績が伸びていく会社」か、それとも「落ち込む会社(沈む会社)」か?数多くの企業の浮沈を内からも外からも観察し続けてきた人気経営コンサルタントが、その見分け方とチェックポイントを大公開。就職・転職志望企業の将来性を知りたい学生・ビジネスパーソン、株価が上がる企業を探している投資家はもちろん、自社の先行きに不安を感じる会社員も必読。 商品の説明をすべて表示する
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コレクション : 本
ISBN-10 : 4569843794
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内容紹介 これから「伸びる会社」、それとも「沈む会社」── あなたの会社はどっち 就職・転職志望企業は? 取引先・投資先は 人気経営コンサルタントが明かす48のチェックポイント! この会社は「業績が伸びていく会社」か、それとも「落ち込む会社(沈む会社)」か 数多くの企業の浮沈を内からも外からも観察し続けてきた人気経営コンサルタントが、その見分け方とチェックポイントを大公開。 「オフィスは●●を、工場は●●を見る」 「社長室に●●が置かれていたら要注意」 「●●にお金をかける会社は伸びる」 「財務諸表は●●をチェック」…… その会社の将来性・危険度、「ここ」で見抜けます! 「会社を『目利き』する力」が身につく1冊! 【こういう方々に、特にオススメ】 ●経営者として、自分の会社が良い方向に進んでいるか、あるいは停滞要素をはらんでいるかを確認したい方 ●自分の会社、あるいは取引先の会社に将来性があるかを冷静に分析してみたい方 ●就職や転職にあたり、会社選びに悩んでいる方 ●これから独立・起業して会社を起ち上げたいと考えている方 ●投資するときの参考にしたい方 【項目例】 ●クレーム 〇クレームに「対応」する会社は伸びる ×クレームを「処理」しようとする会社は沈む ●お客さまアンケート 〇質問は最小限、「満足度」を聞く会社は伸びる ×ダメな会社は、形式的なことをあれこれ書かせようとする ●経営者のカリスマ性 〇経営者が「宣教師」になると、会社は長く繁栄する ×経営者が「教祖」になると、会社の将来が心配 ●経営者の新聞の読み方 〇日経新聞の大きな記事を1面からすべて読む社長は伸びる ×関心のある記事しか読まない社長は伸びない ●経済危機時の対応 〇危機時に、借金してでも「手元流動性」を高める会社は安心 ×危機時に、「自己資本比率」にこだわって借金しない会社は心配 内容（「BOOK」データベースより） この会社は「業績が伸びていく会社」か、それとも「落ち込む会社(沈む会社)」か?数多くの企業の浮沈を内からも外からも観察し続けてきた人気経営コンサルタントが、その見分け方とチェックポイントを大公開。就職・転職志望企業の将来性を知りたい学生・ビジネスパーソン、株価が上がる企業を探している投資家はもちろん、自社の先行きに不安を感じる会社員も必読。 商品の説明をすべて表示する
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書名だけ見て週刊誌の特集みたいな軽いノリの本をイメージしていたが、読んでみると、自社の経営を良くするためのヒントがいっぱい詰まった、実にまっとうな経営書だった。「伸びる会社」と「沈む会社」を見分けるためのチェックポイント自体もおもしろかったが、それ以上に「なぜそこが企業の盛衰を分けるポイントなのか」の解説が、とても勉強になる。例えば、〇観葉植物がよく手入れされている会社は伸びる×「あれっ、誰も気づいていないの？」が多い会社は沈むという項目。植物がしおれていようが枯れていようが、正直、業務には関係ない。では、なぜここを著者が必ずチェックするかというと、「社内の美観に目配りができるかというのは、自分たちの働く環境への意識、ひいては会社そのものに対する意識のあり方を反映しているから」だという。また、「オフィスの受付で（自分とは関係のない）来客が待っているときに」に、〇通りがかった社員が声をかけてくれる会社は伸びる×素通りする社員が多い会社は沈むという項目も興味深い。たしかに自分自身の経験でも、「ご用件、承っていますか？」などと社員の人たちが気さくに声をかけてくれる会社もあれば、知らん顔して素通りしていってしまう会社もある。筆者いわく、「後者の場合、そこにいる人の様子を気にする感覚がないのか、自分のことで頭がいっぱいで、他人や自社内でも他のことに関心を持つだけの心の余裕がないのか、社員教育がお粗末なのか、いずれにしても今後の展開が期待できる会社とは言いがたいです。自分のところに来たお客さまではないから関係ない、受付に人はいなくてもそこに電話があるのだから十分だろう─。そういう感覚の人は、自分がその組織に所属する一員だという意識が欠如しています。会社全体のことを考えるなら、自分とは関係のないお客さまであっても、親切に応対するのが当然の務めなのです」なるほどと納得。たしかに後者のような社員が多くなってしまっている会社は、この先が心配だ。最近流行りの言葉でいえば、「従業員エンゲージメントの高さがわかる」ということなのだろうが、そういわれるよりも著者の解説のほうがすっと頭に入ってきて、心に残る。ほかにも、自社の問題点を知る上で、参考になる項目がいくつもあった。将来、「少しはまともな会社になったな」と思えたときにあらためて読み返してみたいと思う。
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